子供の集中力を高めるには?親ができることと効果的なおもちゃ

閃く眼鏡子供

子供がダラダラして集中力がないと心配になることがあるかもしれません。しかし、まだ集中力をあげる方法を知らない可能性もあります。集中力を高める環境づくりや親としてのサポート方法がわかれば、子供の能力をより高めてあげることができますね。ここでは、子供の集中力を向上させるために親ができることと、集中力をアップさせるおもちゃについてご紹介いたします。

子供の集中力を妨げる主な要因

近年、インターネットの発達や子供のストレスの増加など、子供の集中を妨げる要因が増えています。具体的に見ていきましょう。

外部からの刺激

親世代が子供だったころにまったくなかったインターネットの世界。日ごろからSNSやメールなど、簡単に外部から情報を得られる時代になっています。便利なこともありますが、本来集中すべきときにプッシュ通知に気を取られたり、新しい情報が更新されていないかが気になったりすることが集中力をそぐ原因になりかねません。

特に仲の良い友人からの連絡は気になる度合いが高くなります。また、興味のある有名人が発信する情報や、ネット上のニュースなども、勉強している子供の気をそらす要因の一つといえます。自分は1つ動画を見るつもりだったのに、次から次へとおすすめ動画が出てくるので、「気づけばすっかりそちらに集中してしまった」ということも珍しくありません。

このように、さまざまな刺激により1回の勉強中に何度も中断がおきると、やるべきことに対して集中力を保つのが難しくなってしまいます。

不安やストレス

周囲からのプレッシャーやストレスが多いことも、集中力を下げる原因になります。たとえば、あまり身が入っていないところに、親から勉強していないことを指摘されるとますます集中できなくなってしまいます。また、学校で起こった嫌なことや受験などの考え事がふと勉強中に頭をよぎってしまうこともあるでしょう。親が設定した将来の目標などがプレッシャーになる場合もあります。

親が何かを伝えたときに子供が腹をたてたり集中力をなくしたりする場合は、本人も気にしていた内容のことが多い傾向です。できるだけ考えないようにしていたのに、周囲から言われてしまうとより一層気にかかってしまいます。

子供の集中力を養うために親ができること

子供の集中力をあげるために、親としてサポートできることは何でしょうか。ポイントを3つご紹介します。

集中しやすい環境をつくる

子供の集中力を高めるには、まず静かな学習環境を作ることが大切です。しかし、人によってはまったく音がしない状況だと余計に集中できなくなる場合があります。個室で勉強していて集中できない場合は、環境音を流すのもおすすめです。

また、個室が準備できずリビングで勉強していても問題ありません。ただし、「テレビを消す」「机の上や周囲にはものをおかない」「椅子が高すぎる場合は足台を用意する」など、集中できるような配慮をしましょう。

ただし、兄弟などとおしゃべりをしたり、他人の行動が気になりすぎていたりする場合は注意が必要になります。「○ページまでを○時までに終わらせる」と範囲と時間を決めて促してあげるのがおすすめです。

また、規則正しい生活をさせることも大切です。1日の間でやることや時間が決まっていないと「次は何をしよう」「やろうとしていることの準備をしよう」など、何か始める前にいろいろ考えてしまいます。そうすると徐々に疲れてしまうので、やるべきことを始めたときに集中しづらく、効率が悪くなりがちです。

一方、規則正しい生活ができると、次にやるべきことを考えなくても体が覚えて行動できるようになります。必要なことがらを早く終わらせれば、やりたいことにより集中できるようになりますね。

勉強しないことを怒らない

もしも、集中力が欠けている様子が見られてもすぐに怒らないようにしましょう。「自分は勉強をしている」という意識があるので、親に何かを指摘されると「ちょっと息抜きしていただけ」などと反発してしまいがちです。また、いろいろな予定が立て込んでいる場合や、大きなイベントのあとで疲れているときは、やる気があっても集中できないことがあります。

子供に限ったことではありませんが、怒られると「自分はダメなやつだ」と気持ちが委縮してしまいがちです。そうすると結果的に勉強に集中するモチベーションも下げてしまいます。そこで、何かを達成した際にはできるだけ褒めるようにしましょう。目標を細かく決めて約束を取り付けると子供も取り組みやすくなります。

もし、調子が出なそうな場合は、「次、見に来るときまでに鉛筆とノートを出しておくこと」など簡単な約束でも構いません。「あと5分したらここまで終わらせる」といった区切り方もできます。事前に子供と認識を合わせおくと、子供自身もやる気になる場合が多く、親も褒めるポイントが見つけやすくなります。

なぜ勉強しなくてはいけないのかわからずに集中できていない様子があれば、勉強をすると何に役立つのか話し合ってみるのもおすすめです。このように、「勉強していなさそう」と感じても、褒めや対話を活用し、精神的にも安心して過ごせるような心配りをしましょう。

好きなことを我慢させない

好きなことを制限しすぎないことも大切です。たとえば、ゲーム好きな子供はゲームを禁止されるとストレスを感じ、勉強に身が入りにくくなってしまいます。子供に我慢させないためには、「早く勉強を終わらせたらゲームをしてもいいよ」というように条件をつけて学習する時間を設けるのがおすすめです。

また、何かを集めている段ボールを切っておもちゃを作っているなど、親からみるとよくわからないことに一生懸命になっている場合も、まずは見守りましょう。頭ごなしに禁止してしまうと子供の自由な発想が育ちにくくなるだけでなく、好きなことを我慢することになるため、ますます勉強嫌いが進むおそれがあります。

子供の集中力を高めるおもちゃとアプリ

単純で簡単に遊べるおもちゃやアプリのなかにも、子供が自分で考えて遊ぶことで集中力向上が期待できるものがあります。

空間把握力向上に効果的なブロック遊び

レゴブロックのように組み立てたり壊したりを繰り返して遊ぶブロックは、単純な形をもとに作りたい形を作る表現力が育ちます。また、中に磁石が入っていて簡単に切り離しができるマグフォーマーやピタゴラスなどは、立体と展開図の状態を体験できるおもちゃです。図形や論理的思考に強い理系脳を鍛えるのに効果的といえます。

自由な発想を育てる昔ながらの子供の遊び

古くから親しまれている遊びにも知育に適したものがあります。

・粘度遊び
手先が器用になり、触感や視覚を使って想像力・発想力・思考力などが鍛えられます。

・折り紙
指先を使い何度も折って形を作っていくなかで、集中力や忍耐力、空間認識力が高められます。

・塗り絵
運筆能力を高め、色彩感覚や集中力が養われます。また、好きな色を使って塗ることで心を落ち着ける効果があります。

思考力向上に役立つアプリ

スマートフォンやタブレットのアプリを活用する場合は、ジグソーパズルや穴埋めゲーム、間違い探しなどのように、ルールが単純なものがおすすめです。どの世代でも遊ぶことができるので、子供との会話を楽しみながら子供の集中力を高めることができます。

子供の集中力は無理せず鍛えよう

インターネットやSNSなど外部からの刺激をはじめ、周囲からのプレッシャーやストレスなど、子供の集中力を妨げる主な要因はさまざまといえるでしょう。親としてまずできることは、子供にとって集中しやすい環境を作ってあげることです。また、勉強していない様子がみられても怒りすぎないこと、本人が好きで自分から始めたことを制限しないことも大切といえます。子供の集中力は遊びのなかからも磨かれます。机に向かって勉強する時間のほか、親子で楽しく遊ぶ時間も大切にしていきましょう。

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